もんくたれぞう  びとーる大使館  次へ

道路工事
 

何でいつもこの道、穴掘ってるんだ?」同じ場所を何故かいつも掘り返している工事現場を眺めながら、たれぞうさんがブツブツ言っています。たれぞうさんの特技は一人で相槌を打ってその場の話をまとめてしまうことです。

「きっと水道工事してるんだな」工事の人に聞けばあっという間に解ることなのにプライドがそれを許さない…「いや!まてガス工事かもしれないな」たれぞうさんどう見ても徳川埋蔵金じゃあない事は確かですよ。

しばらく工事を見ていた。たれぞうさんは立っているのが疲れたのか今度はウンチ座りをして工事をじっと見ています。よっぽど工事が気になるんでしょうね…しつこいようですが工事の人に聞いてみたらどうでしょうか。「謎は一人でといたほうが面白いんだな!やっぱし」こうなった、たれぞうさんを誰もとめることは出来ない。

それにそろそろ結論が出る頃である。たれぞうさんはいつものくせで額をピシャリとたたくと「解ったきっと不発弾処理しているんだ」その言葉にそばに居た人は、びっくりして「ほー不発弾ですか」「なんか、不発弾らしいですよ」周りは人垣が出来て大騒ぎになりました。

ただならぬ騒ぎに工事の人が大慌てで「違う!違う!ただの水道工事ですよー」それを聞いた周りの人は、「何だ、ただの水道工事か…面白くもない!」何の変哲もない落ちに、又ブツブツ言ってたれぞうさんは、その場を後にしたのでした。


厚底靴


あの厚底靴なんとかならんのか…」たれぞうさんは今流行りの厚底靴を見て思った。指で背中をちょんと押せばバタンと前に倒れそうなアンバランスな靴を履いた娘をとても地球上の生物とは思えなかったからです。「いやいや、待て!あの靴を売って生計を立てている者も居るんだし、なんでもかんでも駄目って訳にもいかないぞ」「そんな事はない!あんな靴はいていたら天変地異のとき素早く逃げられないぞ。

またまた、たれぞうさんは、自分自身を納得させるためにこの問題を丸く収めようと思った。しばらく考えた後ぱちんと額をたたいた。どうやら何かひらめいたようである。「わしも厚底靴、履いてみよう」大急ぎで家に帰ると早速娘の厚底靴を履いてみた。

「いいじゃん!アメリカ人みたいじゃん背が高くなって…」靴を履いただけでもう言葉遣いまで今風になる、たれぞうさんであった。しかし23.5cmの靴に26.5cmの足を無理やり突っ込んだためどうも足元がおぼつかない…そして、転んだ。

たれぞうさんの厚底靴への怒りは吹っ飛び自分自身のおろかさにメッチャ腹が立ってきた。しかし、そろそろ話をまとめにかからなければならない。痛さをこらえいつものようにシメの言葉をブツブツつぶやいた。「怒り、不満、もんく、それはとても流動的なもの…」

今日の結論「厚底靴もなかなかいいじゃん♪」何とも節操のない、たれぞうさんであった。


ジュースのフタに文句がある


缶ジュースのフタってどうしてあんなに開けにくいんだろう…爪を切ったばかりの時に缶ジュースを飲もうとすると四苦八苦する。フタがなかなか爪に引っかからなくてイライラするからだ。指先は痛くなるは、ろくな事がない。前はもっと開けやすいフタだったのだ。

しかし本体とふたが別々になるためフタを開けたとたんにそのフタを道路に捨てる人があとを立たず最近のように本体と一体化してしまったと記憶している。

確かに昔はよくふたを取ると勢いあまって中のジュースが飛び散ったっけ…今のフタになってからあまりそういう事は、おこらなくなったような気がする。でもいい事といったらそんな事ぐらいだ。

だいいち口当たりが良くない!上唇に必要以上に当たる金属の違和感。唇を切るのでは、ないかという恐怖感。結論として中のジュースは好きだけど入れ物特にフタをもっと改良してほしい。どんな物にすれば満足するかって?そんなのは、メーカーの方で考えてください。俺は、わがままな消費者だからそんなことは知りません。


 自動販売機のトラブル

今日は朝から機嫌が悪い。「朝の仕事の前はやっぱり缶コーヒー、グビ、グビってのがいいんだよねー」と、いつもの自動販売機に100円をねじ込んだ。この自動販売機は、よく子供とか、いけない人がイタズラする販売機で、コイン投入口の調子がいまいち悪いのだ…あんのじょう、つかえてしまった。

100円のはじっこ1mmほど出た状態でそれ以上中に入っていかない。まさかペンチを持ってきて抜き出すわけにもいかず「無理に押し込めば入るだろう」とやったのが、いけなかった。100円は完全に入り口につかえてしまった。「押しても駄目なら叩けばいいだろ」バンバン叩いてみた。あわよくば前につかえた人の100円が中に落ちてジュースを2本ゲットできるかもしれないという淡い期待があったからです。

しかし自動販売機は、沈黙をつらぬきとおした。こうなったらもう駄目だ。俺は【故障、苦情がある時は、ここに連絡してください】と時々見かける張り紙を探した。「無い!」あるのは製造番号と会社名だけ、しかもTELは書いてない。まさか次のジュースの補充まで待っている訳にもいかず、しぶしぶ自動販売機を後にした…くそー!今回の俺みたいに、つかえた100円って一体誰の物になるんだ?ジュース屋さんのお兄ちゃんは、正直に会社に届けたって「はい、ご苦労様」で終わりでしょ?変に疑われるお兄ちゃんもかわいそうだし、何かいい手は、ない物だろうか?ジュース売ってんだったらメーカーさん、そこんとこヨロシク!


自動販売機の法則
 

人の話によると自動販売機のジュースの並べ方にも法則があって右の方から売れ筋を並べていくそうだ。単純にコインの投入口が右側についているせいもあるだろうけど、一番の理由は右利きが多いためどうしても右のボタンを押す傾向が高いというのだ。だから俺は、人と同じ事をするのがいやだから、いつも左から買うことにしている。

別にひねくれている訳ではない。前に観光地の自動販売機で「冷たくてギンギンに冷えているジュースを飲みたい」とジュースを買ったら補充したばかりの生暖かいジュースが出てきた経験があるからだ。つまり売れ行きの鈍いとされている左から買ったほうが冷えたジュースを買える確率が高くなるという自分なりの法則にしたがっているのです。

しかし最近左の方にコーラとかジョージアのコーヒーとか売れ筋を置いている自動販売機が多くなったような気がする。これって人間の心理をついた作戦なのかな?今回クドクドと書いてしまったが早い話、熱いときには冷たいジュース、寒いときには温かいコーヒーこれさえきちんと飲めれば俺はとっても幸せでございます。



千円札と自動販売機


今日は奮発してビールでも飲もうと自動販売機に、たいまい千円札を惜しげも無く差し込んだ。ウィーンビー…発泡酒にしようか素材100%の高級ビールにしようか一瞬迷ったが「やっぱりこっちかな…」と発泡酒のボタンに手が伸びかけたときウィーンとさっき入れた夏目漱石が恥ずかしそうに戻ってきた。

「何で戻って来るんだ。忘れ物か?もう戻ってくるんじゃないぞ」俺は千円札のしわを、めいっぱい伸ばすと又入れ直した。しかし、よほど俺に未練があるのか又戻ってきた。自動販売機よ身なりで判断しては、いけない。同じ千円札じゃないか。ちょっとしわが寄った位で受け付けないとは、どういう訳だ。俺の怒りは、頂点にたっし脳みそが沸騰しかかった…そこで興奮を抑えるため深呼吸をした。冷静さを取り戻した俺は、ある結論に達した。「ひょっとしてこれ偽札か?」

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